hivに感染したときの血清抗体価と感染症治療方法

hivという病気の名前は誰もが聞いたことがあるでしょう。

hivとはヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency Virus)のことで、hivに感染した患者の血液や精液などを介して感染します。
名前の通り、ヒトの免疫に関係する細胞であるT細胞やマクロファージなどに感染、増殖していきます。
hivに感染している状態では特に目立った症状はありません。
hivに感染した初期に発熱などが見られる場合が多いですが、無症状で経過する場合もあります。

hiv感染後長い年月を経てウイルスが増殖し免疫細胞が減少すると、通常では感染しないような弱い細菌やウイルスにも感染、病気を発症するようになります。
この状態のことをエイズ(AIDS:Acquired Immuno-Deficiency Syndrome、後天性免疫不全症候群)と呼び、発症すると命にかかわります。

hivに感染しているかどうかは血清抗体価を検査することで判定できます。
hivに感染すると体内でウイルスが増え、その後ウイルスに対する抗体が作られます。
この血清抗体価を測定することで陰性か陽性かを判定します。
血清抗体価は感染後4週間目以降に作られるため、保健所などでは抗体価が十分上がる感染が疑われる行為のあと3か月以降に検査するよう指導しています。

hiv感染症治療は主に薬でのエイズ発症の予防です。
抗hiv薬でウイルスの増殖を抑え、エイズの発症を予防します。
現在ではhiv感染症治療薬は非常に優れた効果を発揮し、きちんと薬の服用を続けることで感染前と変わらない日常を送ることができます。

しかし、エイズを発症してしまった場合は治療は難しく、二次感染した感染症治療など対症療法的な治療を続けることとなります。

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